【2024定額減税】赤ちゃんが生まれた家庭はどうなるの?❘子供分の定額減税について詳しく解説

2024年6月から始まった定額減税。5人家族(夫、妻、長男(8歳)次男(6歳)長女(6か月))の我が家も定額減税対象世帯です。昨年末から話題だったこの制度、早い段階からリサーチしていましたがとにかく分かりにくいの一言!

夫婦2人子供2人の場合を図解つきで紹介するよ!

今回は定額減税のおさらいと子どもがいる家庭の定額減税についてまとめてみました!

目次

定額減税ってなに?

課税世帯(年収2000万円以下)が対象となる定額減税は住民税1万円と所得税3万円計4万円が減税される2024年限定の制度です。扶養家族も対象になるため、世帯主以外に一定の所得がない場合は家族分の定額減税が受けられることになります。

定額減税の仕組み

2024年6月支給分から減税が開始されます。住民税と所得税はそれぞれ減税の仕方が違うので要注意

住民税の定額減税

住民税の定額減税

住民税は2024年の徴収がありません。定額減税予定の金額から6月分の住民税額をマイナスし、11カ月で割ったものが2025年5月までの住民税額になります。

毎月の住民税が割引されていくイメージだなあ~と筆者は思いました。

所得税の定額減税

定額減税

所得税の減税は住民税に比べるとシンプルで、定額減税の予定額(上記の場合は12万)に達するまで毎月の所得税から減税されます。(2024年6月支給から2024年12月支給の給与の所得税)期間中に減税しきれない場合は調整給付金または不足額給付金として市町村から支給されます。

子供(16歳)未満は対象になる?

  控除対象扶養親族と異なり16歳未満の子供も定額減税の対象になります。

2024年に出産した場合はどうなる?

2024年に生まれた場合はどうなるのか気になる方も多いはず。結論からいうと、住民税減税は対象外、所得税減税は対象になります。住民税は一年遅れて支払うシステムになっているため2023年までに出生した子供のみ対象になります。対して所得税は2024年の所得にに対して税金が発生しているので2024年生まれの子供も3万円減税の対象になります。

2024年生まれの赤ちゃんが定額減税を受けるための手続き

2024年に生まれた赤ちゃんも対象になる所得税の減税ですが、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の届け出が必要です。また、出生した時期によって減税される時期が変わってきます。

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

扶養家族が増えた場合に提出が必要な書類はインターネット(https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_01.htm)ダウンロードが可能です。2024年5月までに勤務先に提出&処理がされた場合は6月からの定額減税に適応されます。提出や勤務先の処理が間に合わなかった場合は年末の年末調整後勤務先から振り込みされます。

◎6月以降に生まれた場合

2024年の6月以降に生まれた場合は年末調整の際に申告書を提出しましょう。後日勤務先から振り込みされます。

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定額減税はいつまで?

住民税は上記でご紹介したように2025年まで減税適応された金額が住民税として徴収されます

所得税は世帯が受けられる減税額に達するまで年内(2024.6~2024.12)は所得税の減税が適応されます

世帯分の減税額が年内で引ききれない場合はどうなるの?

世帯分の定額減税が年内の所得税納税額に満たない場合(減税しきれない場合)は調整給付金または不足額給付金として市町村から振り込みがされます。

調整給付金

世帯分の定額減税額が年内の所得税納税額に満たない場合は調整給付金が市町村から振り込まれます。

自治体によって時期に違いはありますが、2024年のうちに案内が届く予定になっています。

調整給付金が振り込まれるのはこんな場合

①世帯分の定額減税(所得税)が10万円(2023年時点での所得税額から算出)

②年内の所得税額(6月~12月)が7万(1万/1か月)

①-②=3万円

10万円-7万円=3万円の調整給付金の支給

不足額給付金

調整給付金は【令和6年分推計所得税額(令和5年分所得税額)】をもとに算出しているため、2024年に子供が生まれた分の減税額が引ききれない場合は不足額給付金として2025年に市町村から案内が届くよう。

タイムラグがあるけれど、給付はされるよう。不足額給付の時期は各自治体ホームページにてお知らせがあるのでチェック筆者は確定申告が終わった4月以降を予想。

まとめ

◎定額減税は住民税1万円所得税3万円、合計4万円を扶養家族の人数分受けられる

◎16歳以下の子供も対象

◎2024年に生まれた子供は所得税3万円分のみ減税対象。(扶養家族異動申告書の提出を忘れずに提出!)

◎2024年6月以降に出生した子供は年末調整にて振り込み。

◎減税しきれない分は調整給付金、または不足額給付金にて自治体から振り込み予定。(自治体ごとに通知アリ)

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