【仙台赤ちゃん育児】セミオープンシステムとは?~2024出産のママが調べてみた~

仙台のセミオープンシステムについて

仙台で6年ぶりの出産。初診した産婦人科で「セミオープンシステム」の説明を聞いた時はよく意味もわからないまま(まあ〜こっちとあっちを行ったり来たりすればいいのね!)と適当に受け入れていた筆者。セミオープンシステムとはどんなシステムなのか、メリット・デメリットについて調べてみました!

目次

全国で導入されているセミオープンシステム

仙台市が導入しているセミオープンシステムは、総合病院で出産を希望する妊婦さんに適応されるシステムのこと。

妊婦検診の中期までを近くの診療所(クリニック)で行い後期の検診と分娩と緊急時の対応を分娩予定の総合病院で行うことを【セミオープンシステム】というよ

主な流れ

妊娠検査のためクリニックを受診

心音確認後、分娩する総合病院を決める(セミオープン加盟は市内6カ所、東北薬科大学病院は直接予約)

診療所が総合病院に紹介所作成

経過やエコー写真などを添付した共通ノートを作成し、相互で情報を共有する

およそ33週までの検診を診療所で行う。(33週までに数回、分娩予定病院に行って検査など実施)

33週以降の妊婦検診と分娩を総合病院で行う

◎緊急時は分娩予定施設で対応

妊婦さんのメリット

・平日の午後や土曜も診療しているので検診に通いやすい

・待ち時間が軽減される

・4Dエコーや映像提供があったりとクリニックごとに提供するサービスが受けられる

妊婦さんのデメリット

・検診から分娩まで同じ主治医に任せることができない

・総合病院に直接予約できない

仙台のセミオープンシステムに加盟する産婦人科クリニック

なぜセミオープンシステムが導入されたのか?

分娩を行う個人病院が減少し、総合病院で分娩を希望する妊婦さんが増える中、人口に対する総合病院の負担の増加を緩和させる必要があった。市内の個人病院がセミオープンシステムに加盟することで地域の診療所と総合病院が連携を図り総合病院の負担を緩和、診療所では機能を充分に発揮することができる。

妊婦さん、病院どちらにとってもメリットのある制度!

セミオープンだからこそ選びたい診療所

セミオープンシステムだからこそ、検診に通う回数の多い診療所は調べて選びたいところ。

診療所選びのポイント

・予約システムを取り入れているか

待ち時間が少ないところがやっぱり楽

・4Dエコーや写真、動画の提供など

病院によって提供しているサービスが違うよ

・通いやすさ

職場や自宅の近くが負担がない。

セミオープンシステムを導入している仙台市内の総合病院まとめ

仙台市にある総合病院は7カ所。そのうち6カ所がセミオープンシステムを導入しています。

仙台東北大学病院(外部サイトへリンク)仙台市青葉区星陵町1-1022-717-7000
宮城県立こども病院(外部サイトへリンク)仙台市青葉区落合4-3-17022-391-5111
東北公済病院(外部サイトへリンク)仙台市青葉区国分町2-3-11022-227-2211
仙台医療センター(外部サイトへリンク)仙台市宮城野区宮城野2-11-12022-293-1111
東北医科薬科大学病院(外部サイトへリンク)仙台市宮城野区福室1-12-1022-259-1221 
仙台市立病院(外部サイトへリンク)仙台市太白区あすと長町1-1-1022-308-7111
仙台赤十字病院(外部サイトへリンク)仙台市太白区八木山本町2-43-3022-243-1111
★がマークはセミオープンシステム導入

セミオープンを導入していない東北薬科大学病院は直接病院に予約が可能。詳細は公式ホームページから。
仙台赤十字病院は直接予約もセミオープンもどちらも対応しているよう。

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